いつまでも元気で若々しく。

アンチエイジング


多くの方が、「元気に楽しく、充実した生活を送りたい。」と思っているでしょう。

 

特に女性であれば、「いつまでも綺麗でいたい。」「シワを作りたくない。」といった、見た目について気になることも多くあるでしょう。

 

そのためには、運動をしたり、サプリメントを飲んだり、身体に良いものを食べたり、エステに行ったり、人と会っておしゃべりしたり、と色々な方法がありますが、実は、「歯」が「アンチエイジング」の大事な要素であるのをご存じでしょうか?

 

「それよりシワをなくす方が若く見えない?」と思われるかもしれませんが、その「シワ」も、歯と大きな関係があります。

 

 

そして、日本アンチエイジング歯科学会の掲げる目標は、歯科医療からの

 

①「容姿管理」②「生活管理」③「寿命管理」の三点。

 

つまり、「アンチエイジング」とは、ただ単に見た目を若くするだけでなく、

「生活の質を上げ、楽しく充実した人生を送りながら、年を重ねていく」と言うことではないでしょうか。

歯とアンチエイジング


「歯」と「アンチエイジング」の関係についてお話しましょう。

 

ご存知のように、歯の最も重要な機能は、「噛む」ということですが、「噛む」というのは、ただ単に「物を食べる」ということ以上の 効果があります。

 

詳しく説明すると長くなりますが、簡単にリストアップしただけでも下記が挙げられます。

 

①健康促進…バランスよく食べることができる

②胃腸の働きを促進する…唾液中の消化酵素の分泌が促され、胃腸への負担も和ぐ

③むし歯、歯周病、口臭の予防…唾液の抗菌作用によって口の中の清掃効果が高まる

④肥満防止…ゆっくり多く噛むと満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐ

⑤脳の働きを活発に…認知症の予防

⑥全身の体力の向上…全身に活力がみなぎり、体力が向上

⑦味覚の発達…味合うことで味覚が発達

⑧発音がはっきり…口のまわりの筋肉が発達し、言葉の発音がはっきり

⑨がんを予防…唾液中の酵素に発ガン性を抑制する効果

⑩シワを予防・小顔に…噛むことにより、顔の筋肉が発達

 

いかがでしょう?

老化を防止するだけでなく、元気に若々しく毎日を過ごすための要素がたくさんあることをご理解いただけましたでしょうか。

 

特に、⑤については、東北大学が行った研究から、高齢者の歯の残存数と認知症に関連があることが明らかになっています。

この研究では、健康な人では平均14.9本の歯が残っていたのに対し、認知症の疑いのある人では9.4本と明らかな差がありました。

また、残っている歯が少ないほど、記憶や学習能力に関わる海馬や、意志や思考の機能を司る前頭葉の容積などが少なくなっていた事が

わかりました。

 

つまり、歯が無くなると、脳が刺激されなくなり、脳の働きに影響を与えてしまうという事が判明したのです。

歯と全身の健康


「メタボリックドミノ」をご存知でしょうか。

 

過食・偏食・運動不足といった生活習慣が、肥満に伴う内臓脂肪の蓄積とともに、高血圧、高脂血症(脂質代謝異常)、高血糖となり、その後、糖尿病の併発、さらに動脈硬化を伴い、多臓器への影響の結果、死に向かう、という疾病構造を説明したものです。

 

つまり、寝不足や食べ過ぎ・飲みすぎ、といった生活習慣の小さな乱れが、ドミノ倒しのように様々な疾患を引き起こし、死に至る病気を引き起こすというものです。

 

その歯科バージョンとして、「欠損ドミノ」というものがあります(下図参照)。欠損とは歯を失うことです。1本歯を失うと、ドミノのように他の歯がなくなっていく、という構造です。

 

虫歯や歯周病によって歯を1本失い、入れ歯やブリッジをする。

周りの健康な歯に負担がかかり、複数の歯が失われる。

噛み合わせが乱れ、さらに多くの歯が失われる。

噛むことができなくなり、柔らかい物(炭水化物など。野菜などは噛み切りづらいため。)しか食べられなくなる。

カロリーオーバーになりやすくなる。生活習慣病にかかりやすくなる・・・。

インプラントとアンチエイジング


「噛む」、「噛める」ということの大切さは、ご理解いただけたかと思います。

 

インプラントのメリットの一つに、「しっかり噛める」という点が挙げられます。

失った歯を補う方法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つがありますが、入れ歯では噛む力が30%、ブリッジでも60%に減少してしまいます。一方、インプラントでは90%まで回復するため、ご自分の歯とほぼ同じ強さで噛めることになります。

       入れ歯     ブリッジ    インプラント
 かむ力      30%     60%                   90%
周囲の歯への優しさ       △         △       ◎
見た目の美しさ     ○または✖️    ○または✖️       ◎
耐久性年数      3〜4年     6〜7年     10年以上
健康保険適応の有無               保険・自費            保険・自費                 自費のみ

30%の力と90%の力では、どちらがよりアンチエイジングにつながるかは、簡単にご想像いただけるかと思います。

 

さらに、天然歯との見分けがつかない、という大きなメリットがあります。

入れ歯と自然な歯では、どちらが若く魅力的に見えるかは、一目瞭然ですね。

しっかり噛めることにより、顔周りの筋肉も入れ歯より格段に鍛えられ、若々しい口元、小顔を保てる、というわけです。